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2011年10月より東京から宮崎県へと移住。新燃岳の麓にある高原町で、狩猟の獲物をなめしながら細々と毛鉤を巻いて生活しています。田舎生活満喫!


by fly-tyer

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都会に潜む色鮮やかなビッグフィッシュ!?

 先日、知り合いのタイヤーのHirokoさんから、どうやっても錦鯉が釣れないというお話を聞きまして、ちょいと川でも覗いてみようかと東京の野川までぶらりと。目立つからなんでしょうかね?釣人に狙われやすいのか、どうも色鯉ってやつは警戒心が強いような気がするんですよ。
 
都会に潜む色鮮やかなビッグフィッシュ!?_a0176707_1249537.gif あ、ちなみに宣伝になってしまいますが、女性タイヤーのHirokoさんはRoco Flyというブランドを立ち上げ、小売店や管理釣り場にフライを卸している20代の若き女性タイヤーです。(もうすぐ三十路だとかじゃないとか)うさぎマークのロゴマークが目印です。繊細な作りのフライは一見の価値アリですよ!

 さてさて肝心の鯉ですが、いるわいるわ。さすが都市河川。といっても野川はちょっと特殊なんでしょうかね、川に接している陸地はほぼ護岸がなされていない自然さが残る河川です。陸地の両サイドはしっかりと護岸されておりますが。ナマズもいますし、ホタルもいるらしいですね。カワセミは何度も目の前を通過していきました。東京も捨てたもんぢゃありませんぜ。

 また話がそれてしまいましたが、今回はムービーをとってみました。どたばた色鯉狙いです。紅白の縁起よさそうな緋鯉と白鯉の2匹狙いです。ちなみに白いヤツはドイツ鯉(ウロコが横に一列ほどしかない)でした。色鯉タイプのドイツ鯉は始めてみました。


# by fly-tyer | 2010-11-26 10:30 | 釣り:釣り歩く日々の記憶

久しぶりに鹿留へ!

 管理釣り場シーズンに突入し、ここ数週間は注文が殺到しておりました。お待たせしていたお客様、本当に申し訳ないです。注文が混み合ってくるとどうしてもお待ちいただくことになってしまうのですが、それでもご注文頂きますお客様には感謝でございます。

 釣れたよ!なんて写真つきのメールいただくと自分のようにうれしく思ってしまいます。我が子たちはちゃんと魚を誘惑してくれたのだなぁ。タイヤー冥利に尽きるってやつですね。そんなメールを見返していたらなんだかウズウズしてしまいまして・・・。紅葉シーズンでもありますし・・・・。そ・・・そうだ!フィールドテスト行かなきゃ!ってことでフライフィッシングをやってみたいという知人を誘って鹿留まで行ってきました。

久しぶりに鹿留へ!_a0176707_1244175.jpg


 平日ということもあり釣り場はほとんど貸しきり状態。休日後だったので魚のスレ具合を気にしていましたが、とりあえず朝イチはドライで楽しんでしまおうと。フライフィッシングを初めてやる人には、僕の場合まずエルクヘアカディスを結んで釣ってもらいます。キャスティングだとかは後回し、まずは魚とのコンタクトの楽しさを味わってほしいんですね。何事もまずは楽しまなければ!フライに魚が出てもうまくあわせられない。それでいいんですよ。

久しぶりに鹿留へ!_a0176707_12201263.jpg


 エルクヘアカディスのいいところはよく見え!よく浮き!よく釣れる!と増沢信二さんがいつか記事にされていましたね。まさに初心者にはうってつけのフライです。魚の反応もよく見えるし、反応の多さにも安心。なによりドラグがかかろうと関係なしにニジマスが飛びついてくれますからね。

 一度、釣れるとあとはトントン拍子。楽しんでさえしまえば上達も早いものです。自分なりに工夫して気がついたら入れ食い状態になっていました。一通り楽しんだところで池へと移動し、キャスティングを教えていましたが・・・。どうも僕、止水を見ると我を失うようです。リトリーブ病がフツフツと再発。

 シーバス釣行が主体になっていますから、ゆっくりとリトリーブができません。ダメですねこれ。ところがこれが正解だったのか、なぜか一人だけ入れ食いモードに突入です。タイプ4のラインでぶっとばし、少しカウントダウンしたところでファーストリトリーブ。周りの風景見なかったらシーバス狙いですよこれ。

久しぶりに鹿留へ!_a0176707_12265577.jpg


 リアクションバイトでしょうかね?フライサイズも#8主体とやや大きめでしたので。45~50cm主体で楽しんでしまいました。やっぱ管理釣り場いいですよ。素直に楽しいですもん。神経質な天然ヤマメもまた心地良いんですけどね。
# by fly-tyer | 2010-11-18 11:46 | 釣り:釣り歩く日々の記憶

トウゴロウイワシ

トウゴロウイワシ (トウゴロウイワシ目トウゴロウイワシ科ギンイソイワシ属)
Hypoatherina valenciennei

トウゴロウイワシ_a0176707_13554749.gif 名前にイワシと付いていますが、どちらかというとボラやダツなどの近縁にあたります。外見は大きなメダカにも細長い小さいボラにも見え、とてもイワシとは思えない外見です。カタクチイワシ同様に大規模の群れを成して湾内を回遊し、シーバスやイナダなどがトウゴロウイワシを偏食するケースもよくあります。特に東京湾では夏場に大規模の群れを見かけることがあります。

トウゴロウイワシ_a0176707_1434329.jpg こちらは夏場に大規模なイナダが回遊してきたときに釣り上げたイナダが吐き出したトウゴロウイワシ。夏場にはカタクチイワシに変わってメインベイトになることも多々あるようですね。とても不味そうといった印象を受けますが、魚にとっては関係ないのでしょう。

トウゴロウイワシ_a0176707_1472538.jpg 側線にはキビナゴのように銀色の線が一本走っています。背中はオリーブがかった色。イエローオリーブやグレーオリーブといった色ノマテリアルがイミテーションにはいいでしょう。どことなくワカサギっぽいですね。
# by fly-tyer | 2010-11-16 13:53

カタクチイワシ

カタクチイワシ (ニシン目カタクチイワシ科) Engraulis japonica

カタクチイワシ_a0176707_1311067.gif 食物連鎖においても重要な存在でもあり、海フライにおいても馴染み深い存在なのがこのカタクチイワシ。成魚で10~14cm程度に成長し、寿命は2~3年といわれています。東京湾近郊では3~7月と長期にわたり外洋で産卵します。孵化した稚魚は内湾へと回遊し、プランクトンを捕食しながら成長していきます。

カタクチイワシ_a0176707_13294876.jpg 東京湾において、カタクチイワシはメインベイトといっても過言ではありません。シーバスやメバルなど、あらゆる魚に捕食されています。写真は釣り上げたシーバスが吐き出したカタクチイワシです(写真クリックで拡大)。

カタクチイワシ_a0176707_13364928.jpg 沖合いにおいてもカタクチイワシがメインベイトになっている場合がほとんどです。写真はソーダガツオのストマックから出てきたカタクチイワシ(写真クリックで拡大)。消化されかけていますが、まだ原型を保っていますね。

フライで意識するのは2~7cm程度のものが主体です。稚魚は透き通ったボディにいぶし銀の内臓が透過しており、黒い目と側線の黒い小さな点が連なっています。俗にシラスと呼ばれて我々の食卓でも馴染み深いですね。

カタクチイワシ_a0176707_13421767.jpg 成魚になるに釣れボディは銀色に輝きます。背中は青というよりは黒ずんだ紫や藍色という感じ。危険を感じると茶色を帯びた青い色に変色します。普段はエメナルドグリーンのような鮮やかな色をしています。
# by fly-tyer | 2010-11-15 10:10

マラブーを使ったボディの巻き方

 柔らかい動きが特徴的なマテリアルであるマラブー。管理釣り場でのリトリーブパターンに縁の深い素材ですね。動きが大変よく豊富なカラーバリエーションが揃っていますが、残念ながら強度的には弱いという一面もあります。マラブーをボディに巻いたパターンでも補強されていないものは魚が加えるとプチプチとほつれて、あっという間に使えなくなってしまいます。しかーし、ちゃんと補強しながらタイイングしてやれば、よほどのことが無い限りボディが壊れてしまうということはありません。

マラブーを使ったボディの巻き方_a0176707_10251367.jpg


 使うマラブーは質のいいものがよろしいです。写真のようなもの(平均的に使えるグレード)であれば問題ないですね。根元に近い1の部分はテールに、2の長い部分はボディやウィングに使っています。先端部はフサフサ感がありませんが、ウィング材として使うことができます。ちなみにパッケージをあけるとこんなものが入っていることがありますよね・・・・。

マラブーを使ったボディの巻き方_a0176707_10282047.jpg

(´・ω・`)ショボーン

 どうしろと!これじゃぁ使い物になりません。僕の場合は一度水道水で洗いながらほぐし、扇風機などで風を当てながら乾燥させてリメイクして使っています。それでもやはり違和感があるので商品には使えず、自分で使うフライの材料と化しております。質のいいものはお客さんのフライに、質の劣るものは自分のフライに。タイヤーの性です。

 さてさて壊れにくいボディの巻き方ですが・・・・その前にひとつ。マラブーを使ってボディを巻いても、うまくフサフサを出すことができませんよ!という方が多いようですね。フリューを潰さずにタイイングするにはちょっとした工夫次第で簡単にできてしまいます。でもマラブーっていうのは本当に質に左右される素材でもあります。使うマラブーはモサモサ感のある綺麗なマラブーからとるようにしてください。

マラブーを使ったボディの巻き方_a0176707_10374519.jpg


 一通りマテリアルを取り付けた後、ボディに巻くマラブーを取り付けます。次にボディーに巻くマラブーを写真のようにスレッドの上に広げちゃってください。写真だと分かりづらいですね・・・・。

マラブーを使ったボディの巻き方_a0176707_10395184.jpg


 そうしましたらスレッドごとマラブーをねじってみましょう。あら不思議!マラブーがいい具合にモサモサしましたね。このままボディに巻いてみましょう。

マラブーを使ったボディの巻き方_a0176707_10413829.jpg


 下地が見えないようにしっかりとスレッドごと巻いていきます。ねじれが戻ってしまわないように注意!マラブーがねじれたままフックに巻いていくことで、綺麗にフサフサのボディを作ることができます。スレッドと一緒に巻いているので、そこそこの強度も確保できてるんですね。ヘッド部でスレッドからマラブーをはずして固定したら、次はさらに強度を増すためにワイヤーでリビングを施していきましょう。

 せっかくフサフサボディに仕上げたのに、リビングでフリューを潰してしまっては意味がございません。どうやらこの過程でフリューを潰してしまう方が多いようですね。まず使うワイヤーは太過ぎないように注意です。ワイヤーの太さ的にはX-Fineあたりが無難でしょうか。

マラブーを使ったボディの巻き方_a0176707_10481425.jpg


 ワイヤーを巻くときは基本的にボディに巻いたマラブーと逆方向からクロスさせるように巻くと強度バツグンです。同じ方向で巻いても間隔を買えてやれば問題ないでしょう。まずはフリューを逆撫でして立たせます。そしてワイヤーがフリューをよけながら巻いていくようにします。ワイヤーを巻くときは矢印の方向にワイヤーを細かく前後に動かしながら巻いていくのがコツです。フリューをよけながら進むので、潰してしまう心配がないんですね。

マラブーを使ったボディの巻き方_a0176707_10445858.jpg


 リビングがおわったらヘッドで余分に一回転させてからスレッドで固定します。余分に巻くことで今回は関係ありませんが、MSCのようにダビング材などをピックアップするパターンの場合、ニドールでワイヤーを引っ張ってしまいぬけてしまう心配が減りますよ。
# by fly-tyer | 2010-10-29 10:20 | 釣り:フライタイイング