2011年10月より東京から宮崎県へと移住。新燃岳の麓にある高原町で、狩猟の獲物をなめしながら細々と毛鉤を巻いて生活しています。田舎生活満喫!


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【マラブーパターンといえばアオミドロ!】

■ Aomidoro : Originated by 野崎 茂則氏

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 マラブーを使ったストリーマーは数多くありますが、使用頻度の高いストリーマーのひとつにアオミドロがあります。ご存知、芦ノ湖の湖畔でショップを営む野崎茂則氏が考案したストリーマーです。非常にタイイングバランスが難しく、見た目を似せるだけではただのマラブーの塊と化してしまいます。

 悲しいことにこのアオミドロの模造品を販売するタイヤーが多いんですなぁ。「マラブーミノー」や「マラブーストリーマー」などと名前を変え、本物とは比べ物にならないほどのオーバーボリューム。せっかくの名作が巻き手によって駄作になっている典型的なケースです。くれぐれも偽物にはご注意ください。ちなみに本物のアオミドロは野崎氏のショップで販売されておりますので、ぜひ一度、手にとって見てください。

 さて、そんなアオミドロ、リトリーブの釣りでは欠かせません。マラブーパターンはアオミドロしか使わないってこともございます。そんなアオミドロのタイイングをご紹介いたしましょう。ご本人が紹介するワケではございませんので偽物、まぁ亜流ということでご容赦くださいな。




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 まずはストリーマー用のフックにウェイトを施します。個人的には0.015を10巻きというのが基軸になっています。狙うタナなどによって量を調整します。ウェイトの位置が後方になるとバランスが崩れやすいので、シャンクの前方に巻くように注意。よりバランスを安定させるならば、シャンクの下部に2~3本ほどレッドワイヤーを平行に取り付けるという手法も効果的です。

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 レッドワイヤーを巻いたらスレッドで固定していきます。ウェイトの前後はスレッドを巻きながらテーパー状になるように固定。後部はなだらかなテーパー状になるようにします。ウェイトを固定したらテールを取り付ける位置に移動しておきましょう。ちなみにスレッドはマラブーと同系色のものを使っています。今回はオリーブベースのマラブーを使いますので、スレッドもオリーブを使いました。

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 アオミドロに使うマラブーは、根元の方に生えている柔らかい部分のものを使います。細かいフリューがしっかりとしていて、固まったりしていない上質のものを選びましょう。質のいいマラブーを選択することで、いい泳ぎが出せるフライに仕上がります。アオミドロに限った話ではありませんが、マラブーは質が命です。

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 テールにはマラブーを6本使います。ここではライトオリーブを使用。長さはフックにもよりますが1.5~2倍程度です。今回はTMC9395を使いましたのでおよそ1.5倍。TMC5262なら2倍ほど、というった所でしょうか。なおマラブーはシャンクを包み込むようにバランスよく取り付けてください。マラブーが片側にかたよってしまうとそれだけでバランスが崩れてしまいます。

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 余りをカットしたらスレッドでカバー。ボディはスレッドで仕上げます。ボディが仕上がったら、ウィングの取り付け位置までスレッドを移動。

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 最初に取り付けるウィングはテールと同じ色のマラブーを8本ほど使います。これもバランスを崩さないように、フックシャンクの上半分を包むように取り付けます。ここからの取り付けは非常に重要ですので、バランスには細心の注意が必要です。なおウィングの長さはテールよりも1cmほど短めの長さです。

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 バイスを回転させてアンダーウィングを取り付けます。ここではグレーオリーブのマラブーを使いました。オリーブでもかまいません。長さはフックの終わりからちょっと出る程度。小魚でいう腹部になりますので、ウィングよりも暗めの色やグレー系の色がいいでしょう。マラブーの本数は6本。

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 バイスを元の位置に直したら、ウィングのグラデーションを作っていきます。先ほど取り付けたウィングの上に今度はオリーブ色のマラブーを6本被せる様に取り付けます。

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 さらにグリーンのマラブーを4本追加します。

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 次にブラックを3本用意し、中心の1本はウィングと同じ長さ、左右の2本は若干短めに取り付けます。

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 さらにブラックを4本取り付けます。長さはフックポイントと同じ程度と前工程のものよりも短くします。

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 神経を使うウィングの取り付けが終わったらヘッドを作ります。マラブーのブラック2本とオリーブ6本を取り付けたら、混ざり合うようにツイスト。スレッドも一緒にツイストすれば強度増。

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 ねじったままアイ方向へとマラブーを巻いてヘッドを作っていきます。

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 最後にウィップフィニッシュしたら完成です。なんとなくパットしませんが、水中で引っぱると綺麗な流線型になります。各カラーごとのグラデーションも実に見事なまでに。

 なんといってもマラブーの量がかなり控えめですので、フライが水中でクラゲのような動き(モワッっと広がってしまう)をしません。「水に濡らした写真は無意味」と常々申しております理由がココにあり。オーバーボリュームのマラブーでも、水に濡れちゃうとほっそりとしちゃうんですよねぇ。ところが水中だと明らかに違ったシルエットになるワケです。

 まぁあえてオーバーボリュームでタイイングして、フライを大きく見せるといった手法も使いますケド。
by fly-tyer | 2011-06-18 20:57 | 釣り:フライタイイング