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2011年10月より東京から宮崎県へと移住。新燃岳の麓にある高原町で、狩猟の獲物をなめしながら細々と毛鉤を巻いて生活しています。田舎生活満喫!


by fly-tyer

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ここ最近思ふこと

 早いものでフライの雑誌に寄稿し始めてから8年が経過しました。季刊誌なので年に4回なためか、あまり時間の経過がしっくり来ない。そう考えると一体どれくらいのフライを巻いてお客さんにお届けしたんだろう。伝票ひっくり返して計算してみようかな?マテリアルとなった鳥や獣達の供養に行かねば、間違いなく来世はミッジだとおびえる今日この頃です。それもハヤに食われる感じで。

 タイヤーを始めた頃は色々ありましたねぇ。最初は個人ページでフライパターンの紹介サイトをやっておりまして、そこから少しづつ毛鉤の販売を始めました。お客さんも増え始め、ホームページでの縁あってショップでの取扱いも始まり。当時、バーテンダーをやっておりましたが踏ん切りをつけ、毛鉤職人としての人生がはじまりました。

 その頃の生活と言えばひどいもんで、朝からひたすらタイイング。部屋は羽が飛び散り、剥製やらコンプリートが壁にはギッシリ。20代の青春真っ盛りの少年の部屋じゃぁございませんな。夕方になると仕事を中断し、毎日のように川崎の海でシーバス狙いでしたねぇ。毎日、髪の毛が潮風でカピカピ。





 で、思いつきで海のフライフィッシングのHPを始めました。今じゃ放置してます。というのは理由がありまして、書いてある内容をそのまま記事に転載する輩が多いったりゃありゃしない。ひどいケースなんて記事を書いた後に、クロダイのフライってどんなのいいのなんてメールしてくるお方まで・・・。知らんなら記事なんか書くなよ!でアル。挙句にゃ教えた事をしばらく経ってから自分が発見しました!なんてブログに書かれちゃう始末。開拓した釣り場も次々と晒されちゃってもうネ・・・。コレ単独釣行が増えた理由でもございます。更新やめてから海フライ記事が減ったのは自信過剰ですかネ?

 このブログもしかり。ここ最近増え始めました同業者の方々、丸々パクリはやめてくださいな。まぁここで紹介したフライ、速攻で巻きなおして写真取り直しするあたりなんぞはカワイイですよ。ウチのお客さんが大笑いしてメールで教えてくれます。まぁそんなこともあるから、もうネット活動やめようかななんて思ったりもするんですけどね。どうせ真似するのであればサイドワインダーもまねしてみてくださいよ。

ここ最近思ふこと_a0176707_6275453.jpg ちょうどその頃ですね、フライの雑誌とのお付き合いが始まったのが。第63号からでした。そして第64号で観覧車を背景にしたフライの雑誌には場違いな写真のマッチザバッチで海関連の連載がはじまりました。ちょうど海フライが盛り上がり始めた頃でしたね。今まで海のことなんてちっとも語らなかった方達が、次々と海のフライフィッシングもやりますよ!なんて一斉にクチにした時期でまあります。「若造が何をほざきやがって」なんて叩かれましたし、重箱の隅をつつくような事を言われたり。コレ、自分にとっちゃ実に気分爽快、もっと中身のある批評できんのかとニヤニヤする自分がおります。自分のためにも正論きちんとぶつけてくれる人はいないものかと悩んだこともありましたが。

 それはそうと、ここ最近はショップとの完成フライの取引が増えてまいりました。よろしいことでおます。タイヤーを始めた頃から完成フライ市場は伸びますとフライの雑誌の編集人に熱く豪語しておりました。個人的にはまだまだ伸びると思われます。ショップでもフライを取扱う所も増えましたし、ネットでも個人ショップが次々と開業しておりますね。とはいいつつもちょっとした懸念を抱いております。

 売り上げが持っていかれる。ということは念頭にありません。コレは永年続けてきたフライ一本に対する心遣いからの自信ゆえ。懸念と言いますのは一部の方達への考え方といいますか気構えといいますか。本当ならショップの名前晒したいくらいカチンときたお話。卸価格をご回答いたしましたところ、¥60じゃないと取扱わないなんて言われましてねぇ・・・・。いや、あんた、取扱いたいって言ったのそっちでしょーが。他当たってくれと速攻でお断りいたしましたけどね。そんな安物、作る能力はもちあわせておりませぬ。

 何が頭にキタって言いますと、安くないと売れないって決め付けているところ。そうやって安物安物って言っていると、自分達の首を絞めることになりかねませんぜ?っていうのが自分の考え。それなりの値段でもお客さんが納得してくれる製品作りをしている身ですから、それを理解してくれるショップにしか卸は致しません。まぁあちら様も商売ですから、仕方ない一面もあるのでしょうけど。

 こちとら業界に見放されたとしても、いざとなりゃ猟銃免許を取り、鴨をハンティングして、レネハロップ並みのサイドワインダーでお飯食らうぞ!くらいの覚悟でやっておりますのよ。なので納得できない商談にヘコヘコ頭を下げるようなコトはいたしませぬ。

 とまぁ、タダのグチでした。ちゃんちゃん。
by fly-tyer | 2011-05-10 06:49 | 雑記:しがない思考回路