2011年10月より東京から宮崎県へと移住。新燃岳の麓にある高原町で、狩猟の獲物をなめしながら細々と毛鉤を巻いて生活しています。田舎生活満喫!


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スリムな女性・・・じゃなくてゾンカー!!!

 ワケあって連投更新ですっ(^∀^ヾ このところおかげ様で注文が絶えることなく入り、夜中までバイスとイチャイチャする日が続いています。よく好きなことを仕事にすると趣味でなくなるとかって言いますけどどうなんですかねぇ。NZ留学中にアルバイトでフライを巻いていたのを含めると、もうかれこれ15年近く毛鉤職人を続けています。ですが・・・・・ちっとも飽きません!嫌にもなりません。大変だっ!って精神力との戦いになることはありますが、それでもタイイングって楽しいものです。

まぁみなさんが全員タイイングに没頭してしまうと自分は飯食っていけなくなってしまいますけどね。ちなみによく聞かれますが「本業って何やってるの?」という質問。Σ(゚Д゚; いやいや奥さん、毛鉤職人ですってば・・・。正しくは西洋毛鉤職人?プロタイヤーとかそんなしゃれたもんぢゃございません。まぁそのへんはおいときまして。

 さてさて今日はラビットファーの加工のお話でも。海ではすこしオーバーボリュームなゾンカーが好みなんですが、トラウト相手となると逆にほっそりとしたゾンカーが好んで使っています。細いときで1mm以下のゾンカーテープを使うことも。スキンが水を吸って膨張しちゃうのが気になるので、できるだけスキンの面積は小さくするようにしています。基本的にトラウト相手だと1~1.5mm程度のテープを使っています。そんな細いゾンカーテープは売ってないので自分で加工しています。

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 ちなみに細いテープを取るならばラビットスキンの中央部分ではなく、端材となる周囲の部分がオススメ。ファーの密集度が高く柔らかい毛が生えているので、幅の短いテープを作ってもしっかりとファーが残ってくれます。スキンの厚みにはムラがありますが、そこは後で紹介する方法で問題なしです。

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 ファーからテープを切り出すには、カッターで切り込みを入れてちぎります。ここポイント!!完全にスキンを切ってしまうとファーごと切ってしまい、デープがスカスカになってしまったりファーがまったく付いていないスキンだけのテープになってしまうので注意。スキンが切れそうなギリギリの力加減で切れ込みを入れてやるんです。そうしたら手でテープにする部分をビリビリとスキンからちぎっていきましょう。

 さらにオススメポイント!定規ではスキンを押さえる面積が少ないので作業中にズレやすいです。そこで幅の広い下敷きやサイン色紙のような堅い紙などを使うと、作業中にしっかりとスキンを押さえることができるので動きにくいですよ。

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 切り出したゾンカーテープはこんな感じ。ちょっと分かりづらいですがおよそ1mm幅にカットしたものです。思った以上にファーが残っていますよね。これくらいのファーが残っていれば現場でも調節しながら使えるので都合がいいです。

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 さらに仕込みは続きます!ってこの作業をするタイヤーさんってごく僅かだと思われます。雑誌なんかで見かけますがスキンそのまま使ったゾンカーパターンを見る度に・・・・・「ありえん( ゚Д゚)・・・・」です。陸上でのシルエットに酔いしれ、水中のシルエットなぞ気にもせず。机上の理論なんちゃら~ってやつですね。思いつきで作ってつかってねーべ?ですよ。スキンが水を吸って膨張しボディとの間には隙間ができ・・・・あとは分かりますよね。水中ではとんでもないシルエットになりますよ。それを避けるにはスキンを極力薄くし、しっかりとテンションをかけてウィングを取り付けます。

 このスキンを剥ぐ方法は康友丸の中島船長に教わった方法で、海フライ関連の某書でも紹介した方法でございます。海フライに興味がないので・・・・という方のためにもおさらいです。バイスに切り出したテープの先端を挟んで固定します。テープに適度なテンションをかけ、カミソリなどで皮を薄く削いでいきましょう。たったこれだけの作業ですが、ゾンカーの機能性を大きく左右する大事なことです。クロスカットゾンカーを使ってボディを巻くときもこの作業をすることでフライも軽く仕上げられますし、なによりボディを細く仕上げられます。

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 上の要領でスキンを薄く仕上げたテープを使ってタイイングしたゾンカーです。どうです?ウィングとボディの隙間はありませんし、シルエットも美しいでしょう?あとはガードヘア(テカテカした毛)をむしりとってしまえば柔らかいファーだけが残り、水中での動きが「大変よくできました!」状態になりますよ。

おまけ

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 自己責任でお願いします。本来とは違う使い方ですのであしからず。スキンカット用に使うカミソリは柄から外すと大変使いやすいです。ペンチなどで端から押し出すと簡単に取れます。くれぐれもケガの無いように!
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by fly-tyer | 2010-12-18 02:38 | 釣り:フライタイイング